北与野皮膚科クリニック

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皮膚腫瘍

  • 2019年5月29日
  • できもの、ブツブツ

皮膚に生じたできもののことを皮膚腫瘍と言います。腫瘍とは組織の一部が病的に変化し、増殖したものです。腫瘍は良性と悪性に大きく分けられ、良性腫瘍は一般に増殖が緩やかで生命をおびやかすようなことはありません。一方の悪性腫瘍(がん)は近くの組織に進入したり、遠隔転移して増え続けていき、生命にも影響してきます。一見、ほくろやしみなどと紛らわしい皮膚がん(悪性黒色腫など)もあります。
当院では積...

老人性色素斑・ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

  • 2019年5月27日
  • シミ、美白

老人性色素斑 顔面に現れるシミの中で最もありふれたものです。不定形の色素斑で、大きさもさまざまですが、ゆっくり拡大する傾向があり、色調も徐々に濃くなる場合が多いです。厚みを増し隆起傾向を示すことも多いですが、平坦なままとどまるものもあります。顔面のどこにでも生じますが、顔の正面よりは側面に発生することがやや多いです。 治療はレーザー治療、フォト治療、内服治療などになります。隆起のある老人性色素斑ま...

脂肪腫

  • 2019年5月27日
  • できもの、ブツブツ
全身のどこにでもでき、単発性または多発性で、通常は皮下組織に存在します。痛みなどの自覚症状は通常ありませんが、神経を圧迫すると痛みが出ることもあります。
治療は外科的切除になります。粉瘤同様、整容面に配慮し、できるだけ小さな切開で、かつ確実に取り切るようにします。 ...

にきび・にきび跡

  • 2019年5月27日
  • 毛穴、ニキビ跡

まずは最新の知見に基づいた保険治療をしっかり行います。ただ、難治性のにきび・にきび跡については、保険治療だけでは治療が困難なことも少なくありません。
保険診療で改善が難しいものについては、フォト治療(ライムライト)、ケミカルピーリング、イオン導入などの治療を行います。   フォト治療での改善例 治療前 治療後 ...

老人性いぼ(脂漏性角化症)

  • 2019年5月27日
  • ほくろ、イボ

顔、頭、体などにみられる黒色から茶褐色の表面がいぼ状の良性腫瘍です。いわゆる老化により生じるいぼで、しみ(老人性色素斑)から隆起してくることが多いです。自然には消えず、加齢とともに増加します。
また、首にできる細かいできもので悩まれる方も多いのですが、アクロコルドンやスキンタグと言われるもので、これも加齢とともに増加します。
治療は液体窒素での冷凍凝固術(保険治療)または炭...

おむつかぶれ

  • 2019年5月20日
  • お子様の疾患
尿や便に含まれるアンモニアや酵素などが刺激となり、おむつの当たるところに赤いブツブツやただれができます。おむつをこまめに替えて、お尻の清潔を保つことが予防にもケアにもなります。また、清潔を保つのは重要ですが、洗いすぎには注意が必要です。治療としては、亜鉛華軟膏やワセリンで保護しますが、症状が強い場合には弱いステロイド軟膏を使用します。カンジダ皮膚炎を併発することもあるため、自己判断せず、早めにご相...

水いぼ

  • 2019年5月20日
  • お子様の疾患
水いぼは、いわゆるいぼ(ウイルス性疣贅)とは異なり、ポックスウイルスの感染によって発症します。 水いぼに罹患したお子様との直接的な接触だけでなく、バスタオルやスポンジ、ビート板などを介して感染し、直径数mmまでの表面がツルツルした光沢のある盛り上がりとなって皮膚に現れます。このウイルスに対する免疫を獲得すれば自然に治癒しますが、それには数か月から1年以上を要する場合も多く、その間に掻き壊して周りに...

いぼ(ウイルス性いぼ、尋常性疣贅)

  • 2019年5月20日
  • 感染によるもの
ウイルス性疣贅(ゆうぜい)はヒト乳頭腫ウイルス(HPV)の感染によって生じます。HPVは正常の皮膚・粘膜には感染せず、小さい傷などを介して感染し疣贅を形成するため、外傷を受ける機会の多い手や足の裏、指先などによくできます。

いぼの治療は、液体窒素による凍結療法が基本です。
通常1回で治ることはなく、1週間に1回、根気強く繰り返し治療する必要があります。...

とびひ

  • 2019年5月20日
  • お子様の疾患
とびひは、あせもや虫刺されを掻きこわした傷、すり傷、ジクジクした湿疹などに細菌が感染して発症します。これらの細菌は、健康な皮膚には感染しませんが傷ができていたりアトピー性皮膚炎があったりすると、皮膚の抵抗力が弱くなっているため感染してしまいます。正式な名称は「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」といいますが、皮膚にできた「ただれ」や「水ぶくれ」を触れた手で、さらにあちこちを触ることで全身へ広が...

アトピー性皮膚炎

  • 2019年5月20日
  • お子様の疾患
アトピー性皮膚炎とは、アレルギーと皮膚の乾燥によって幼少期~学童期に発症する慢性湿疹です。成長とともに自然に良くなっていく場合も多いですが、成人しても症状の改善が見られない場合もしばしば見られます。 小児のアトピー性皮膚炎は、年齢によって皮脂の分泌量が異なるため、症状も異なってきます。顔や頭、耳にジクジクとした湿疹が出たり、肘や足首などの関節部分に湿疹が生じたり、「耳切れ」と言って耳のつけ根がただ...
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