北与野皮膚科クリニック

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稗粒腫

  • 2019年7月26日
  • できもの、ブツブツ
眼のまわりに多くみられ、ついで頬部や陰部に好発します。やや盛り上がった白色~黄白色の袋状のできもので、皮膚の角質がたまっています。 治療は注射針で一部穿刺し、内容物を圧出します。深いものは炭酸ガスレーザーで処置することもあります。 ...

ニキビ(尋常性ざ瘡)

  • 2019年6月21日
  • できもの、ブツブツ

ニキビは日本人の9割以上が経験するともいわれている身近な皮膚疾患です。ニキビは誰にでもできるものだから放っておいても良いという訳ではありません。ニキビは放っておくと、ニキビ痕となり、時間が経ってからも傷跡として残ってしまいます。そのため早いうちから治療を行い、ニキビ痕を残さないようにすることが大切です。 治療については、ニキビの種類と重症度を判断し、種々の外用薬や内服薬の中から選択します。以前のよ...

皮膚腫瘍

  • 2019年5月29日
  • できもの、ブツブツ

皮膚に生じたできもののことを皮膚腫瘍と言います。腫瘍とは組織の一部が病的に変化し、増殖したものです。腫瘍は良性と悪性に大きく分けられ、良性腫瘍は一般に増殖が緩やかで生命をおびやかすようなことはありません。一方の悪性腫瘍(がん)は近くの組織に進入したり、遠隔転移して増え続けていき、生命にも影響してきます。一見、ほくろやしみなどと紛らわしい皮膚がん(悪性黒色腫など)もあります。
当院では積...

脂肪腫

  • 2019年5月27日
  • できもの、ブツブツ
全身のどこにでもでき、単発性または多発性で、通常は皮下組織に存在します。痛みなどの自覚症状は通常ありませんが、神経を圧迫すると痛みが出ることもあります。
治療は外科的切除になります。粉瘤同様、整容面に配慮し、できるだけ小さな切開で、かつ確実に取り切るようにします。 ...

ケロイド

  • 2019年5月20日
  • できもの、ブツブツ
傷が治癒する過程において傷を埋める組織が過剰に増殖し、しこりのようになったものがケロイド、および肥厚性瘢痕です。外傷や手術などに続発して発生しますが、突然発生することもあります。一般にゆっくりながらも進行を続けて傷の範囲を超えて周囲に拡大するタイプをケロイド、組織の増殖が一時的で傷の範囲内に限られるタイプを肥厚性瘢痕と呼びます。
ケロイドは、胸の真ん中辺りや肩、上腕の外側、背中の上部、...

いぼ(老人性いぼ、脂漏性角化症)

  • 2019年5月20日
  • できもの、ブツブツ

中年以降の顔面、頭部、体幹などにみられる疣状の良性腫瘍です。治療は液体窒素での凍結療法、炭酸ガスレーザー治療、外科切除などになります。
また特に首に細かい老人性いぼができることがあります。アクロコルドンやスキンタッグという良性腫瘍ですが、加齢により徐々に増えてくるため、気にされて受診する方も多くいます。非常に数も多くなり、炭酸ガスレーザーでの治療がおすすめです。   レーザー...

ほくろ

  • 2019年5月20日
  • できもの、ブツブツ
ほくろは、正式には色素性母斑と言い、皮膚の一部にメラノサイトという細胞が集まってできたものです。ほくろは皮膚悪性腫瘍、特に悪性黒色腫(メラノーマ)との鑑別が大切です。悪性黒色腫はリンパ節に転移しやすく、進行の速いことが多いため、悪性度が高いです。 短期間で急に大きくなったり、色が濃くなったり、色素が周りの皮膚に染み出してきたり、硬化してきたような場合は注意が必要です。
大きなほくろや悪...

粉瘤

  • 2019年5月20日
  • できもの、ブツブツ

粉瘤は角質塊を入れる表皮由来の嚢腫を形成する腫瘍で、最もよくみられる皮膚良性腫瘍のひとつです。皮膚が盛り上がってしこりとして触れることで受診される方が多いですが、時として炎症を起こして、赤く腫れ、痛みを伴うこともあります。
治療の基本は摘出です。メスで被覆皮膚を紡錘形に切開して嚢腫壁を破らないように摘出する方法(切除法)や、丸いメスで粉瘤の中央部をくり抜く方法(くり抜き法)があります。...