北与野皮膚科クリニック

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しもやけ(凍瘡)

  • 2019年7月26日
  • かゆみ、ざらつき
学童に好発し寒冷曝露により発症します。よくできるのは、四肢末端(手足の先端)、ついで耳介、頬になります。限局性の痛みやかゆみを伴う鮮紅色から紫紅色の浮腫性紅斑で、ときに水疱、潰瘍を伴います。一般的には冬や春先に生じやすいです。 ...

手荒れ(手湿疹、主婦湿疹)

  • 2019年7月26日
  • かゆみ、ざらつき
手湿疹(手荒れ)は主婦、看護師、美容師、飲食業など、手をよく使う方々に多くみられます。石鹸や洗剤を使う水仕事や頻回の手洗いなどで皮膚の水分が失われ、さらには職業によっては手指消毒を繰り返すことが悪化要因となり、赤み、水疱、皮剥けなどの症状が現れます。進行すると皮膚が硬くなってひび割れになることもあります。 いずれも普段の生活習慣の中に原因があることが多く、原因を取り除くことが難しいため、なかなか治...

脂漏性皮膚炎

  • 2019年6月21日
  • かゆみ、ざらつき
頭部や顔面、腋窩(脇)など皮脂分泌の活発な部位(脂漏部位)によくみられる皮膚炎です。鱗屑(りんせつ:皮膚のカサカサ)と紅色局面が主体で湿疹病変を形成します。皮膚に常在する真菌の一種が原因の一つとも考えられています。慢性かつ再発性に症状が続くことが多いです。慢性的に炎症が起こっているためかゆみが続き、また肌のターンオーバーが早くなって皮がむけることでフケが生じます。フケがしつこく出て、痒みもあり、と...

アトピー性皮膚炎

  • 2019年6月21日
  • かゆみ、ざらつき
アトピー性皮膚炎は、良くなったり悪くなったりを繰り返す、かゆみのある湿疹を主な病変とする皮膚の病気です。もともとアレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚のバリア機能が弱い人に多く見られます。主な症状は「湿疹」と「かゆみ」で、良くなったり悪くなったりを繰り返し(再発)、なかなか治らないこと(慢性)が特徴です。 アトピー性皮膚炎は、遺伝的な体質(アトピー素因、皮膚バリア機能が低いなど)に、アレルゲン(...

じんましん

  • 2019年6月21日
  • かゆみ、ざらつき
突然、境界のはっきりした円形(楕円形)あるいは地図状のわずかに隆起した膨疹、発赤を生じ、激しい痒みを伴います。蚊に刺されたような赤く盛り上がった皮疹がみられます。全身のどこにでも生じますが、摩擦あるいは圧迫されやすい部位に生じる傾向があります。通常は数時間から24時間以内に消退しますが、紅斑や軽度の浸潤局面が数日間持続する場合もあります。 じんましんの原因は、食べ物や内服薬、細菌やウイルスの感染な...

湿疹

  • 2019年6月21日
  • かゆみ、ざらつき
湿疹は皮膚炎と同じ意味で、皮膚科の日常診療においては最も多くみられる症状です。ブツブツや小さな水疱、赤みなどが混ざって現れ、痒みが伴うことも多いです。 原因として外的因子と内的因子が絡み合っていると考えられます。すなわち、薬剤や花粉、ハウスダスト、細菌などの外的因子が皮膚から侵入した際に、異物を排除しようと炎症反応が引き起こされますが、その反応の速度や様式は、健康状態や皮脂腺の状態、発汗状態、アト...

かぶれ(接触皮膚炎)

  • 2019年6月21日
  • かゆみ、ざらつき
外界物質の刺激、あるいは外界物質に対するアレルギー反応によって生じます。接触部位に一致して発赤や水疱などの湿疹反応を示します。原因物質によって、毒性により誰にでも生じうる「刺激性接触皮膚炎」と、アレルギー機序により感作された人に生じる「アレルギー性接触皮膚炎」に大きく分けられます。 治療としては、何より接触源を絶つことが基本で、皮疹に対する外用や、痒みに対する抗ヒスタミン薬の内服を行います。 ...