北与野皮膚科クリニック

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虫刺され(虫刺症)

  • 2019年7月9日
  • 皮膚科, お子様の疾患
蚊、ブヨ、アブ、ハチなどの虫に刺されて生じる皮膚炎です。吸血の際に注入される昆虫由来物質に対するアレルギー反応、あるいは虫の毒液に含まれるヒスタミン類によって症状が引き起こされると考えられます。したがって、年齢や注入された毒液量、アレルギー反応の程度によって症状の個人差が大きくなります。 かゆみが強く、乳幼児の場合には掻かないようにすることが難しいため、掻き続けることで傷ができ、二次的に細菌感染を...

あせも(汗疹)

  • 2019年7月9日
  • 皮膚科, お子様の疾患
大量発汗時に汗管が閉塞し、汗が貯留することにより発生します。発熱時や夏の暑い時期に発生しやすいです。乳幼児では夏の気温の高い時期に発症しやすいので、暑い時期には室温を涼しくして薄着をさせることが必要です。また、不潔にしていると細菌感染を起こしやすくなるので、大量に汗をかいたときにはシャワーや入浴で汗を洗い流すようにしましょう。 湿疹化している場合には、ステロイド外用薬を使って治療します ...

おむつかぶれ

  • 2019年5月20日
  • お子様の疾患
尿や便に含まれるアンモニアや酵素などが刺激となり、おむつの当たるところに赤いブツブツやただれができます。おむつをこまめに替えて、お尻の清潔を保つことが予防にもケアにもなります。また、清潔を保つのは重要ですが、洗いすぎには注意が必要です。治療としては、亜鉛華軟膏やワセリンで保護しますが、症状が強い場合には弱いステロイド軟膏を使用します。カンジダ皮膚炎を併発することもあるため、自己判断せず、早めにご相...

水いぼ

  • 2019年5月20日
  • お子様の疾患
水いぼは、いわゆるいぼ(ウイルス性疣贅)とは異なり、ポックスウイルスの感染によって発症します。 水いぼに罹患したお子様との直接的な接触だけでなく、バスタオルやスポンジ、ビート板などを介して感染し、直径数mmまでの表面がツルツルした光沢のある盛り上がりとなって皮膚に現れます。このウイルスに対する免疫を獲得すれば自然に治癒しますが、それには数か月から1年以上を要する場合も多く、その間に掻き壊して周りに...

いぼ

  • 2019年5月20日
  • お子様の疾患
イボは、医学的にはウイルス性疣贅(ゆうぜい)と言い、ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)の感染によって生じます。HPVは正常の皮膚・粘膜には感染せず、小さい傷などを介して感染し疣贅を形成するため、外傷を受ける機会の多い手のひらや足の裏、指先などに好発します。
イボの治療は、液体窒素による凍結療法が基本です。通常1回で治ることはなく、1週間ごとに根気強く繰り返し治療する必要があります。治療にあま...

とびひ

  • 2019年5月20日
  • お子様の疾患
とびひは、あせもや虫刺されを掻きこわした傷、すり傷、ジクジクした湿疹などに細菌が感染して発症します。これらの細菌は、健康な皮膚には感染しませんが傷ができていたりアトピー性皮膚炎があったりすると、皮膚の抵抗力が弱くなっているため感染してしまいます。正式な名称は「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」といいますが、皮膚にできた「ただれ」や「水ぶくれ」を触れた手で、さらにあちこちを触ることで全身へ広が...

アトピー性皮膚炎

  • 2019年5月20日
  • お子様の疾患
アトピー性皮膚炎とは、アレルギーと皮膚の乾燥によって幼少期~学童期に発症する慢性湿疹です。成長とともに自然に良くなっていく場合も多いですが、成人しても症状の改善が見られない場合もしばしば見られます。 小児のアトピー性皮膚炎は、年齢によって皮脂の分泌量が異なるため、症状も異なってきます。顔や頭、耳にジクジクとした湿疹が出たり、肘や足首などの関節部分に湿疹が生じたり、「耳切れ」と言って耳のつけ根がただ...

乳児湿疹

  • 2019年5月20日
  • お子様の疾患
乳児期の赤ちゃんの頭や顔、または体によくみられ、赤い湿疹や黄色い脂のようなものやカサブタ、フケのようなものがついたりします。生後2~3週間から数か月までの一時的に性ホルモンの分泌が盛んになる時期に特に生じやすくなります。
治療の基本は清潔にすることです。石鹸やシャンプーを用いて適切に洗い、その後、保湿を行います。症状が強い場合には、外用薬での治療が必要となります。 ...