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老人性色素斑
顔面に現れるシミの中で最もありふれたものです。不定形の色素斑で、大きさもさまざまですが、ゆっくり拡大する傾向があり、色調も徐々に濃くなる場合が多いです。厚みを増し隆起傾向を示すことも多いですが、平坦なままとどまるものもあります。顔面のどこにでも生じますが、顔の正面よりは側面に発生することがやや多いです。
治療はレーザー治療、フォト治療、内服治療などになります。隆起のある老人性色素斑または脂漏性角化症(老人性いぼ)については、炭酸ガスレーザー、凍結療法、外科的切除などを行います。
治療前
治療後
治療前
治療後
治療前
治療後
治療前
治療後
治療前
治療後
治療前
治療後
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
前額側面、頬骨部、鼻翼などに灰褐色の点状色素斑が多発し、次第に色調が濃くなります。思春期から中年の女性に多くみられます。肝斑との鑑別が必要で、肝斑との合併もみられます。
治療としてはトラネキサム酸の内服やレーザー治療になります。