北与野皮膚科クリニック

北与野皮膚科クリニック

アクセス WEB予約

ブログ

Blog

肝斑

  • 2019年5月20日
  • シミ、美白
30歳以降の女性によく見られます。境界明瞭な淡褐色斑が、頬部を中心に対称性にみられます。前額部や口周囲に拡大することもありますが、眼周囲は侵されません。紫外線により夏季に増悪、冬季に軽減し、妊娠をきっかけに発症することもあります(妊娠性肝斑)。
治療としては、トラネキサム酸の内服やハイドロキノンの外用などを行います。また、イオン導入やエレクトロポレーションを行うこともあります。 ...

雀卵斑(そばかす)

  • 2019年5月20日
  • シミ、美白

学童期に発症し、1mm~数mm大の褐色斑が両頬・下眼瞼~鼻根部に散在します。場合によっては、上眼瞼・前額や鼻・口周囲に及び、顔面全体に広がる場合もあります。色白の乾燥気味の肌質の方に多いと思われます。女性に多く、思春期に目立つようになり、また妊娠時に増悪することから、女性ホルモンとの関係が考えられます。
フォト治療、レーザー治療によく反応しますが、長期的には再発することも多いため、治療...

褥瘡(床ずれ)

  • 2019年5月20日
  • いたみ、はれ
寝たきりの状態をきっかけとして皮膚の血流が滞ってしまうことで生じます。褥瘡は圧迫を受けやすいおしりや腰、肘、踵(かかと)などに生じることが多く、皮膚の赤みやただれ、ひどくなると潰瘍や細菌感染を生じる場合もあります。より早期の段階から褥瘡を発見し、重症化を予防することがとても重要です。 ...

ケロイド

  • 2019年5月20日
  • できもの、ブツブツ
傷が治癒する過程において傷を埋める組織が過剰に増殖し、しこりのようになったものがケロイド、および肥厚性瘢痕です。外傷や手術などに続発して発生しますが、突然発生することもあります。一般にゆっくりながらも進行を続けて傷の範囲を超えて周囲に拡大するタイプをケロイド、組織の増殖が一時的で傷の範囲内に限られるタイプを肥厚性瘢痕と呼びます。
ケロイドは、胸の真ん中辺りや肩、上腕の外側、背中の上部、...

巻き爪・陥入爪

  • 2019年5月20日
  • いたみ、はれ
巻き爪とは、足の爪の両端の先端部が大きく内側に湾曲した状態を言います。負担のかかりやすい親趾の爪が巻き爪になることが多いのですが、その他の爪も巻き爪になることがあります。巻き爪が進行すると、曲がった爪が皮膚にどんどん食い込んでいき、次第に炎症や痛みを引き起こすようになります(陥入爪)。
さらに、曲がった爪に巻き込まれた皮膚が化膿してしまい、歩くことが困難になるケースもあります。一方で、...

やけど

  • 2019年5月20日
  • いたみ、はれ
高温による皮膚組織の障害で、深度からⅠ度,Ⅱ度,Ⅲ度に分類されます。
初期治療は流水による冷却を行い沈痛消炎を図ることが何より重要です。やけどは程度により外用薬や治療法が異なります。受傷した場合は早めに受診してください。 ...

外傷(切り傷、擦り傷)

  • 2019年5月20日
  • いたみ、はれ
日常生活においても、傷を負うことはよくあります。傷と一言で言っても、その内容は切り傷・擦り傷から、腱や骨まで達しているものまで様々です。
傷を扱う診療科も、皮膚外科だけでなく、整形外科や形成外科、一般外科など、多岐にわたりますが、皮膚表面の傷をきれいに治す専門科と言えば皮膚外科になります。傷が深くて腱や骨、関節などが損傷している場合には整形外科が扱います。当院では傷がきれいに治るように...

いぼ(老人性いぼ、脂漏性角化症)

  • 2019年5月20日
  • できもの、ブツブツ

中年以降の顔面、頭部、体幹などにみられる疣状の良性腫瘍です。治療は液体窒素での凍結療法、炭酸ガスレーザー治療、外科切除などになります。
また特に首に細かい老人性いぼができることがあります。アクロコルドンやスキンタッグという良性腫瘍ですが、加齢により徐々に増えてくるため、気にされて受診する方も多くいます。非常に数も多くなり、炭酸ガスレーザーでの治療がおすすめです。   レーザー...

ほくろ

  • 2019年5月20日
  • できもの、ブツブツ
ほくろは、正式には色素性母斑と言い、皮膚の一部にメラノサイトという細胞が集まってできたものです。ほくろは皮膚悪性腫瘍、特に悪性黒色腫(メラノーマ)との鑑別が大切です。悪性黒色腫はリンパ節に転移しやすく、進行の速いことが多いため、悪性度が高いです。 短期間で急に大きくなったり、色が濃くなったり、色素が周りの皮膚に染み出してきたり、硬化してきたような場合は注意が必要です。
大きなほくろや悪...

粉瘤

  • 2019年5月20日
  • できもの、ブツブツ

粉瘤は角質塊を入れる表皮由来の嚢腫を形成する腫瘍で、最もよくみられる皮膚良性腫瘍のひとつです。皮膚が盛り上がってしこりとして触れることで受診される方が多いですが、時として炎症を起こして、赤く腫れ、痛みを伴うこともあります。
治療の基本は摘出です。メスで被覆皮膚を紡錘形に切開して嚢腫壁を破らないように摘出する方法(切除法)や、丸いメスで粉瘤の中央部をくり抜く方法(くり抜き法)があります。...
1 2 3 4 5 6 7